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💡 本ドキュメントは個別テーマ③の仕様書となる。全テーマ共通の要件や応募方法等については全テーマ共通の公募要領があるため、必ずそちらを合わせて確認のこと。
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1.募集テーマについて
1-1.募集テーマの背景・目的
- スポーツは、地域において多様な価値(観光需要や雇用創出等の経済的価値、住民にとっての街の誇り等の社会的価値)を持つ。その産業としての中心であるスポーツリーグ・クラブ等においては更なる収益拡大が課題となっている。
- 欧米のスポーツ産業では、コロナ禍においてもWeb3.0技術等をはじめ、データやデジタル技術を活用した新しいサービスを展開し、ビジネスモデルを変革することで収益拡大につなげている中、日本のスポーツ産業も世界的な潮流に遅れないよう環境整備及び市場拡大に向けた取組を推進すべきというのが官民共通の認識である。
- データやデジタル技術を活用した新しいサービスの国内展開にあたっては、スポーツリーグやクラブ・スポーツ選手の間の許諾権が必ずしも整理されていない場合があるほか、競技によっては選手会などの統括組織がないことも多く、選手やクラブの複雑な条件に合わせて許諾利用料を払うことが難しく、結果としてスポーツリーグ・クラブ等における収益拡大のカギとなる二次商業利用市場が阻害されている状況である。
1-2.過去の関連する取組と残課題
- スポーツ分野における新たなサービスの普及・展開にあたっては、上記のような権利関係などスポーツ分野特有の課題も障壁となっていることから、スポーツリーグ等と連携し、権利関係に関するルールを整理することが必要である。
- また、ルールが整理された上でも、複雑な条件に合わせた許諾利用料の支払いが困難であることから、その支払いを簡素化するスキームを構築することで、サービス利用を活性化させることも必要である。
1-3.実証概要
- スポーツリーグ・クラブ等における二次商業利用市場の活性化のため、許諾権利用のルールを明確にした上で、Web3.0技術を活用した許諾権に係るスマートコントラクト構築の実証を行う。
- 実証事業のスキーム図は下記を想定。
<要検証事項>